全体朝礼より

令和4年8月の講和

更新日:2022/08/04 9:44 カテゴリー:朝礼

院長のタイトルは「コロナ感染症の推移と対応」でした。

俊野常務の講話「モチベーションとコンディション」から

 皆さん、おはようございます。私事ですがこの1ヶ月ほど腰痛に悩まされています。

 腰がはっているだけの状態から今では股関節痛を伴って、歩くのにも不自由していますので、整体に行ったり、針を打ってもらったり、トリガーポイントの注射をしてもらったりしています。ふと「俺は何をやっているのだろう?」と思うことがあります。というのも状態は相変わらずで歩くのもきついのに、ゴルフに行くとなると「大丈夫できる」と、突然前向きになり、痛みに対する認識が変わっています。

 当然翌日にはまた腰痛がひどくなって…という繰り返しをしている状態です。

これでは流石にまずいと思い、この土日からしばらくゴルフは休むと決めました。動く目標がなくなった途端に、ちょっとした痛みでも後ろ向きになって、動くのが億劫になってしまいました。多少は動いた方が、可動域がキープ出来ていいそうなので、多少の痛みには耐えてストレッチや体操をしてコンディションを整えていこうと思っています。

 人間はやりたいことやモチベーションが上がっている時と、そうでない時とでは痛みに対する基準が異なってしまうのか、やりたいことには無理をしがちだと思います。

 この異常な暑さとコロナ禍の中です、調子がいいから、やりたいからと、無理をしてしまわないよう、健康な生活を送りましょう。

令和4年7月の講和

更新日:2022/07/14 14:26 カテゴリー:朝礼

院長のタイトルは「コロナ感染症の現状と対応について」でした。

俊野常務の講話「田んぼの水」から

 皆さん、おはようございます。久しぶりの出張で透析学会に参加させていただきました。異常な暑さで、ゴルフ日和とはいかなかったのですが、予想以上に日焼けして帰ってきました。

 ところで今日は久しぶりに恵みの雨が降っています。例年田植えが終わってからしばらくは梅雨が続くため、田んぼの水の管理もほとんど意識することもなく家内に任せていました。「少しくらいは手伝って」と言われるので、罪滅ぼしのつもりで夜の見回りに同行するくらいでしたが、今年は水不足で土が乾いているせいか、田んぼの水も抜けがはやく、油断していると地面が出てしまいます。そうなると雑草が生えてしまうので、常時適度な水をはっておく必要があります。今年は家内が不在になる期間があるので真剣にやり方を聞いておく必要があり、どの水路からどういう経路で水が来ているのか、どれくらいの深さまで水を入れておくのかなどノートをもって一緒に回りました。

 また近隣の田の水の入り具合の確認などコミュニケーションが必要であることなどもわかりました。

 今まで何度も言われていたのですが、聞いていませんでした。当たり前のことですが、聞くことが目的でただ聞くのと実行するために、理解しようと聞くのとでは雲泥の差があります。また教えてくれる方も今までより真剣で丁寧でしたし、やることが前提ですので、質問も生まれるし全然聞き方の違う自分がいました。

 皆さんもどうせ聞くなら、身につくような聞き方を習慣にしていただければと思います。蒸し暑い日が続きますが今月も頑張りましょう。

令和4年6月の講和

更新日:2022/06/03 11:12 カテゴリー:朝礼

院長のタイトルは「GW後のコロナ感染症の傾向とこれからの対応」でした。

俊野常務の講話「マスクとの付き合い」から

 皆さんおはようございます。

 5月22日に2年半ぶりに卓球の大会に出場しました。
松山選手権という大会で、中学生から社会人の選手それに年代別70歳代の人まで500人以上が参加した大会でした。私は男子60歳代の部に出場しましたが、開始時間や場所が細分化され他人との接触をなるべく避けるようにコロナ対策が工夫されていました。

 試合の方は接戦に持ち込みながらも詰めが甘く、残念ながら予選リーグで敗退してしまいました。試合をしたことで課題が明確になりこれから頑張ろうと思っています。

 しかし問題は試合後の審判でした。4人1グループで、試合する2人、審判1人、フリー1人で試合を進めていくのですが、私はフリー、試合、審判、試合、審判、試合、フリーという割り当てでした。

 1試合目接戦で敗北し、すぐマスクをつけて審判をしました。2試合目はフルセット戦った末に敗北、そしてまたすぐに審判だったのですが、マスクで蒸れて暑くて、汗がとまらなくなってしまいました。そのあとも試合があるので、たまらずゲーム途中で審判を交替してもらいましたが、倒れるかと思いました。

 厚生労働省の指針でも、屋外の場合は、通勤やランニング、サイクリングなど会話がほとんどない場合はマスクの必要なしとなっています。また会話をしても2m以上離れていればマスクの必要なしとなっています。しかし、そうは言っても、人の目が気になってなかなかマスクを外せないのが実情です。

 実際マスク着用時と外した場合で、深部体温の上昇はさほど変化がないそうで、熱中症のリスクが格段に上がるというわけではないようです。しかし顔面の温度と湿度の上昇により不快感は増しますし、心拍数や呼吸回数は明らかに増えるので、体調不良になることもあるそうです。

 これから梅雨に入り、気温も上昇し湿度も上がってきますが、医療従事者としてマスクとうまく付き合っていかなければなりません。体に負担をかけないように水分補給や休息を入れながら体調を整えましょう。

令和4年5月の講和

更新日:2022/05/19 17:27 カテゴリー:朝礼

院長のタイトルは「福利厚生について」でした。

俊野常務の講話「気付きと手入れ」から

 昨日の子どもの日は立夏でしたが、文字通り新緑がまぶしくなって夏の始まりを感じるようになりました。冬の間は枯れ木のようになっていた駐車場の欅も葉が茂りはじめ、雑草はひいてもすぐに生えてきて生命力の強さを感じます。

 しかし今年は駐車場のソメイヨシノは咲きましたが、結和会となって以来13年間咲き続けてくれた中庭の八重桜は咲きませんでした。先日、肥料をやって消毒もしておこうと行ってみるとほとんど枯れた状態になっていました。ソメイヨシノには、昨年も肥料をやったり消毒をしたりしましたが、八重桜は例年きれいに咲いてくれていたので油断して1回消毒をしただけですましていました。日当たりが悪くなったことで樹勢を弱めてこともあると思いますが、管理を怠り手を抜いていたことが原因ではないかと反省しています。

 私自身も健診までは多少の食事制限と運動を継続していましたが、終わってから気が緩み、続けているのは脂肪を減らすというサプリだけですが、残念ながら全く効果がありません。おかげさまでこのような体になってしまいました。(ベルトからお腹がはみ出る)

 また今日からCTとX線撮影装置が新しくなります。スピードアップして非常に便利になると思いますが、高額の保守契約をすることになります。常に正常な状態をキープするためには必要なことなのでやむを得ないことですが勿体ないとも思います。

 皆さんの周りにもパソコンや様々な機器があると思いますが、壊れてからでは業務に支障をきたしますので何か変だなと気づいたら丹生谷課長に相談するなりして対策を取ってください。気付くこと、そして手を打つことを速やかに行えるようにしましょう。

 気づかないのも、気づいても手を打たないのも、同様にあってはならないことだと思います。

令和4年4月の講和

更新日:2022/04/07 18:33 カテゴリー:朝礼

院長のタイトルは「新年度を迎えて」でした。

俊野常務の講話「新年度の目標設定」から

 皆さんおはようございます。今日から新年度を迎え気持ちを新たにするところ大だと思います。

 今日の職場の教養にも「新風を吹き込む」とありましたが、当院でも新たに入職してくださった方や昇格した皆さんがいらっしゃいます。そんな中で全員一丸となって、あらためて病院の理念を共有し、実践していってほしいと思っています。その手段の一つとして各部署の目標やマナーアップの目標があるわけですが、目標を明確に理解して具体的な行動レベルに落とし込んで進んでいきましょう。

 ただし個々の目標設定は経験値や能力によって異なるべきで、全員同じレベルである必要はありません。

 低い目標を設定して達成したからと言って高い評価が得られるものではありません。今の自分の現状より少し上のレベルの目標を設定し、チャレンジしていってほしいと思っています。

 また道路交通法が改正になり、安全運転管理者設置事業所(6台以上の社用車を所有)には運転前の飲酒チェックが義務付けられました。10月からはアルコールチェッカーの使用も義務付けられるそうですが、業務で運転する人はもちろん、通勤で車を利用する方も深酒をして翌日にアルコールを残さないよう注意してください。

令和4年3月の講和

更新日:2022/03/07 16:31 カテゴリー:朝礼

院長のタイトルは「感染対策の継続について」でした。

俊野常務の講話「ハラスメント研修」から

 皆さん おはようございます。先日、役職者を対象にハラスメント研修が行われました。ハラスメントと注意・指導の線引きをわかりやすく説明いただきましたので、おおよそのことは理解できたのではないかと思います。職場教育に適切な指導は必要だと思います。そしてそのためには、何がわかっていて、何がわからないのかを明確にしておくことが大切です。

 またパワハラを恐れて注意や指導ができなくなってしまうようでは本末転倒ですので、お互いの理解を深められるようコミュニケーションをとって、聞きやすい、言いやすい職場にしていきましょう。

 聞くことと言えば、父が亡くなって8年経つのですが、生前父に聞いておけばよかったと思うことがありました。今日の職場の教養のテーマである「慣例」についてです。我が家のお正月行事や先祖祭のことで、なぜこうするのか疑問があり、いつか聞こうと思っているうちに亡くなってしまいました。近所に父の兄が住まわれているので、一度聞いてみようと思っていましたが、何かきっかけがあるときにと先延ばししていたら、年末に体調崩され、コロナ禍で面会できないまま亡くなってしまいました。早く行動を起こしていればと後悔しました。お通夜の席で不謹慎かなとも思いましたが、父の弟にあたる伯父からある程度のことを聞くことができ、ちょっとすっきりしました。

 日常生活や仕事においても聞くべき時に聞いておかないと、いまさら聞けないということがあります。そうなると知ったかぶりをして過ごさなければならないことになってしまいますし、あやふやな知識の上に積み重ねていってしまうと砂上の楼閣になりかねません。「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」と言うことわざがあるように、知らないことやわからないことは素直に聞く姿勢を持ち、いい人間関係を築いていきましょう。

令和4年2月の講和

更新日:2022/02/08 14:02 カテゴリー:朝礼

院長のタイトルは「オミクロン株について」でした。

俊野常務の講話「『普通』のレベルを上げる」から

 先日、アーティスティックスイミング(2017年まではシンクロナイズドスイミング)の指導者の井村雅代さんの講演を聴く機会がありました。もちろんWEBですけれど…。
井村コーチといえばとても厳しいイメージがありますが、指導のポイントは、厳しい声掛けもしますが決してマイナス言葉で終わらせない。頑張ることを具体的に考えさせますとおっしゃっていました。

 中でも印象に残ったのは「普通」のレベルをあげるというお話です。
井村さんは、プール内でアドバイスを聞くときは立ち泳ぎで聞くというルールを定めていたそうですが、選手によって胸まで水面から出るくらいの立ち泳ぎをしている選手もいれば、かろうじて耳が出ている程度の立ち泳ぎ、もはや立ち泳ぎと言えずただ浮いているような状態で話を聞いている選手もいるそうです。胸の下まで水面に出るか出ないかは採点に大きく影響するそうで、疲れていてもきちんとした立ち泳ぎをしている選手とそうでない選手では実践で大きな差が出るそうです。

 また朝食を例に、毎朝一汁三菜の食事をとる人と菓子パン1個で済ます人、どちらも「私は朝食をとっています」と答えるでしょう。しかしバランスの取れた朝食とそうでない朝食、これを長年続けると体の成長や脳の発達具合などに明らかな差が出てくるでしょう。したがってその人にとっての「普通」のレベルを上げることが大切です。ということでした。

 私たちは、このコロナ禍の生活が2年も続いたことで、以前よりも感染対策への意識はかなり高くなり習慣化していると思います。あきらかに感染対策に対しては「普通」のレベルが上がっていると言えます。そして感染対策に関しては、一部の人ではなくみんなが出来ているのがポイントです。かつ持続させることが大切になります。

 持続させると言えば給与同封文書でご紹介した、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)は2030年で達成するための目標ですが、私は、Sustainable Diet Goals を健康診断までに達成すると決めていますが、全く結果が出ていません。やらない理由はすぐに思いつきます。本当に持続することの難しさを感じています。

 皆さん、より安全で笑顔のあふれる病院であるために「普通」のレベルを上げていけるように頑張っていきましょう。

令和4年1月の講和

更新日:2022/01/11 11:16 カテゴリー:朝礼

院長のタイトルは「即時即応」でした。

俊野常務の講話「年頭の目標」から

 皆さん明けましておめでとうございます。そして年末年始も勤務に当たってくださった皆さんありがとうございました。

 さて皆さんは、今年の目標を何か設定されましたか?

 私は、いままで「本を忘れず末を乱さず」とか、昨年は「ぶるのではなく、らしくあれ」という目標を設定しました。皆さんにもご紹介したと思いますが、今年は「やるかやらないか、その時はやる」に決めました。というのは昨年10月に過去最高体重を記録してしまい、ニットのベストしか着られなくなってしまったので、年末までに5キロ減量すると決めていました。しかし、ちょっと食事制限をしたり、申し訳程度にバイクを漕いだりしただけなので2キロしか減量できませんでした。やらない言い訳はいくらでも思いついてしまうので「やるかやらないか、その時はやる」の精神で迷ったらとにかくやろうという意味で決定しました。

 元旦の夕方、家内と娘がウォーキングに出かけるというので「やるかやらないか、その時はやる」早速その時きた!迷わずDOだと思い同行しました。

 しかし2日は、家内はウォーキングに出かけましたが、私はテレビを見ていたので、迷うことなく出かけず何もしませんでした。そして3日の夜に体重を量ると正月太りで、もうすでにリバウンドしていました。さすがにこれではまずいと思い、目標を迷ったらやるのではなく「とりあえずちょっとでもやる」に修正しました。行動の対象としてはもちろんダイエットですが、読書も在宅の時間が増えているのにかかわらず読む量が減少しているので意識していこうと思っています。

 皆さんも目標が絵に描いた餅になってしまわないよう、とりあえずでも一歩踏み出すことから始めて徐々にハードルを上げていかれてはどうでしょうか。

 コロナ禍がいつまで続くかわかりませんが、良い年にできるよう進んでいきましょう。

令和3年12月の講和

更新日:2021/12/07 20:59 カテゴリー:朝礼

院長のタイトルは「1年を振り返って」でした。

俊野常務の講話「冬季賞与」から

 皆さんおはようございます。

 9月末に本決算が行われました。5月から入院患者さんが減少し稼働率80%を下回る月が続くという、過去10年例のない状態になっていましたので、大変心配していました。しかし透析外来の伸びと、ワクチン接種による収入やコロナ対策の補助金により思いのほかの好決算で黒字となりました。

 しかし現状は、まだまだ患者数が回復しているとは言えない状況です。またCTの入替や大きな設備投資も予定していますし、コロナのオミクロン株の影響が今後どう出てくるのか予測がつきませんし不安はあります。しかし日ごろの皆さんの頑張りに感謝してコロナ前の一昨年並みの賞与を支給することとしました。

 来年にはベッド稼働率90%を回復し、過去最高の賞与を獲得できるよう、気を抜かないで笑顔で頑張っていきましょう。

令和3年11月の講和

更新日:2021/11/04 13:49 カテゴリー:朝礼

院長のタイトルは「感染制御(油断禁物)」でした。

俊野常務の講話「時は積もりゆくもの」から

 皆さん、おはようございます。

 今日は、川本さんが勤続10年の表彰を受けられますが、結和会設立11年7ヶ月で勤続10年を迎えられた人が37人います。本当にありがたいことです。

 ところで最近耳にして気に入っている言葉があります。バースデイカードにも何人かの方に記させていただきましたが、「時は過ぎ去るものではなく、心のうちに、からだのうちに積もりゆくもの」という言葉です。私自身この言葉を聞くまでは時は過ぎ去るものと認識していました。

 しかし当院の例で考えてみてもこの12年間でそれなりの評価をいただけるようになったのは、ただ月日が流れたからそうなったわけではありません。ましてや「笑顔のあふれる病院」と理念を100万回唱えたところでそうなるわけでもありません。

 明るく先手で挨拶をしましょう。とか「スマイル大賞」をめざして笑顔を意識しましょうとか、こういった具体的な行動の積み重ねがあったからこそ、また理念を共有し長年勤務していただいたからこそ、具現化できたのではないかと思います。

 目標があることによって脳は活性化されるといいますが、漫然と人生を過ごしていたのでは積もりゆくものはないと思います。時を有効に活用するためにも、前向きに計画を立てて行動し、その結果を積み重ねていくことで、もっと笑顔のあふれる患者さんにとっても、職員にとっても、そして地域にとっても、いい病院にしていきましょう。