全体朝礼より
更新日:2019/07/10 8:25 カテゴリー:朝礼
院長のタイトルは「今後の展望」でした。
俊野常務の講和「言葉遣い」から
皆さん、おはようございます。
週末は透析学会に参加してきました。院長からお話がありましたように、当院からも2題エルゴメーターによる運動療法の効果について発表がりましたが、とても関心が高かったようです。透析関連の医療機器も展示されており、高機能ながら使いやすい医療機器も出品されていました。当院としても今後導入を検討していこうと考えているところです。
話は変わりますが、マナーアップ自己評価を拝見していると5月の接遇研修で言葉遣いについて確認できたことがよかったという感想が多数あがっていました。
実はつい先日、朝起きてみるとアイロンがけしたYシャツがないことに気づきました。朝食の準備で忙しそうな家内に負担を掛けたらいけないと思い自分でアイロン掛けをしようと思いましたがアイロンが見当たらなかったので、家内に「アイロンした(下)?」と問いかけました。家内の返事は「してないよ」でした。「んっ、だからアイロン下?」と再び聞くと「してないよ!」とイラっとした声が返ってきました。ちなみに1階での会話なら問題なかったのでしょうが2階での会話です。「だからアイロンかけるから下にあるの?」というと「イイヨ、今から掛けるから」とこんな一日の始まりでした。私が最初から「アイロンは下?」と助詞を入れて話していたらこんなかけ違いは起きることがなく、お互いに不愉快な思いはせずに済んだのではないかと思います。
何気なく発した言葉が誤解を生んだり、相手を傷つけたりすることがあります。改めて言葉の大切さを認識しました。
皆さんも研修を生かして、気を付けて言葉を遣いましょう。
更新日:2019/06/05 15:57 カテゴリー:朝礼
院長のタイトルは「電子カルテを導入して」でした。
俊野常務の講話「お父さんの時給」から
皆さん、おはようございます。 働き方改革が叫ばれている昨今ですが、院長からお話があったように電子カルテを上手に使って効率的に時間を活用していただいたらと思います。ところで先日、倫理法人会において「お父さんの時給」というお話を聞きましたのでご紹介します。
ある夜、父親は長い一日を終え仕事から帰ってくると、息子が起きて待っていた。「ねぇねぇお父さん ちょっと聞いてもいい?」
「どうしたんだい?」「お父さんの時給っていくらだっけ?」
「何でそんなことを聞くんだい?そんなこと子どもは知らなくて いいんだよ。」
「何でもいいから知りたいんだ。 ね~いいじゃん,教えてよ。」
「そんなに言うなら仕方ないな…。時給一万円だよ。」
「え?!そんな高いんだ…! …お父さん,五千円だけ借りてもいい?」
「もしくだらないおもちゃやどうでもいい物のために借りたいのなら、今すぐ自分の部屋に戻りなさい!もう遅いから、寝る前にベッドで何でそんなわがままが言えるのか反省しなさい。お父さんは子どものわがままのために一生懸命働いてるんじゃないんだよ。」
息子はうなだれながら静かに自分の部屋に戻り,ドアを閉めた。
父親はソファに座ったが、込み上げてくる怒りは増していった。(お金を借りるためにあんな質問するなんて、一体あいつは何を考えているんだ。)しかし1時間ほど経ち、父親も落ち着いて考えてみた。(もしかしたら、どうしても必要なものを買うために、あの五千円が 必要だったのかもな…。 こんな風にお金を借りることなんて滅多にないし。)
父親は息子の部屋に行き、そっとドアを開けた。もう寝たかい?」
「ううん。まだ起きてるよ。」
「ちょっと考えてたんだが、さっきは辛くあたりすぎてゴメンな。長い一日だったし、イライラをぶつけてしまったようだ。ほら、五千円あげるよ。」
息子は興奮した面持ちで座り直し笑顔でこう言った。
「お父さんありがとう!!」
そして枕の下からガサゴソとクシャクシャになったお金を引っ張り出した。
父親は,息子が既に金を持っていたことを目の当たりにし、また怒りが込み上げてきた。
「既に沢山お金を持っているじゃないか。何でさらにお金を借りる必要があったんだ!?」
息子はゆっくりとお金を数え、父親を見上げた。
「だって足りなかったんだもん。でも今はもう足りてるよ!お父さん、ここに一万円あるから、お父さんから1時間買ってもいい?そしたら明日早く帰ってきて一緒にご飯が食べれるから。」
父親は愕然とし、息子を優しく抱きしめ、「ゴメンな、ゴメンな」と繰り返し謝った。
皆さんの大切な時間は、同時にお子さんやご家族との時間でもあり患者さんの時間でもあります。電子カルテを有効に使って患者さんと向き合う時間を増やしたり、またノー残業デーをつくって家族との時間や趣味の時間をつくるなど、当院としての働き方改革を進めていきましょう。
更新日:2019/05/13 8:55 カテゴリー:朝礼
院長のタイトルは「令和元年」でした。
俊野常務の講話「 令和も笑顔で」
皆さん、おはようございます。
長かったゴールデンウィークが終わりましたが、院長もおっしゃったように透析室や病棟では通常通りの勤務ご苦労様でした。なかには旅行やレジャーでリフレッシュされた方もいるようですが私が日焼けしているのは、田んぼでトラクターに長時間乗っていたからでゴルフではありません。
父が亡くなってトラクターを新しい機能付きのものに変えたので、もう4年使っていますが毎年やっつけ仕事でやるもので、よその田んぼに比べてきれいに耕せていませんでした。今年は時間をかけてどうしたらきれいに仕上がるか色々試しながらやってみました。
爪の回転速度を変えたり、ロータリーの押さえる角度を変えたり、使ったことの無いレバーをいじってみたりと試行錯誤していました。終盤に差し掛かって爪についた土を落としていた時に、いつもきれいに耕している近所の方が、「今年はゆっくりやっているからきれいに仕上がっているね。」と声をかけてくれました。「色々試してみたんですがよくわからないままで…」と話すといろいろと教えてくださいました。まったく意味のないところもいじっていたようでした。掃除の仕方も教えてくださったのでもっと早く訊いていれば良かったと思いました。
ここで問題点が2つあります。一つはよくわからないまま試行錯誤をしていたので、今回教えていただけなかったら、まだ正解に近づけないままに作業をしていただろうという事です。
現在、当院でも電子カルテ導入により作業の正確さと効率アップを目指していますが、わからないままの積み重ねではミスに気づいたときに大幅なやり直しなんてことになってしまいます。今のうちに基本をしっかりと理解しましょう。
もう一つは、トラクターを購入した時に細かなことまでは説明を聞かなかったことです。説明書にもどうすればきれいに仕上がるかなんて記載はありませんので調べようがありませんでした。当院でも健康診断等で何らかの異常や疑いが出た方に、健診結果の報告で終わらせるだけでなく、どうするべきか選択肢を提示して差し上げるようにしていますが、よくわからない方にでもわかりやすくお知らせするということが大切だと思います。
新しい令和の時代も笑顔のあふれる病院でありたいと思いますのでよろしくお願いします。
更新日:2019/04/05 17:18 カテゴリー:朝礼
院長のテーマは「新たな10年のスタート」です。
俊野常務の講話「無事に桜が咲きました」
皆さんおはようございます。今日は、新しく入職される職員の紹介や10周年の勤続祝、お子さんの入学祝等たくさん褒賞がありますので私の話は手短にしたいと思います。
昨年4月末に病院の庭に植えた桜が無事に花を咲かせてくれました。植樹した時に十分な水をやらないと根付かないですよと言われて大変気を遣いましたが、事務部の皆さんのご協力もあり無事にまだ数輪ですがかわいらしい花を咲かせてくれています。水をあげただけで無事に咲いてくれましたが、何の知識もなかったので一度毛虫の消毒をしただけでした。今更ながらですが、調べてみると本来は1月か2月頃に寒肥という肥料と花が終わった5月にお礼肥をするのだそうです。植えるときに調べるのが常識だと思いますが、今頃になって調べているのですから我ながら情けない限りです。
電子カルテの運用もそうですが、初めてのことは知識不足や手順が悪かったりしてなかなか思うように結果が出せないことも多いと思います。去年よりは今年、今年よりは来年と少しずつでも進歩していきたいものです。平成もあと1か月で終わりますがしっかり頑張っていきましょう。
更新日:2019/03/07 14:42 カテゴリー:朝礼
院長のテーマは「まもなく10周年」です。
俊野常務の講話「電子カルテ運用にあたって」
おはようございます。院長のご挨拶にも「春らしくなりました」とありましたが、今朝Yさんが、「常務さん、これ駐車場の横に生えていました。」とつくしを見せてくれました。子供の頃にはこの辺りでよくつくしとりをしていたので、懐かしく感じたと同時にほっこりした気分になりました。
それはさておき、先日NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」という番組で、名古屋大学病院の医師長尾能雅教授が医療安全専門の医師としてとりあげられ「医療が高度で複雑になれば、ヒューマンエラー、コミュニケーションエラー、システムエラーなどのほころびが生まれ、それは時に不幸な医療事故につながります。これらのリスクに全力で向き合い、患者さんの安全確保に努めるのが、私たちの使命です。 現在名大病院はJCI(国際病院評価機構)に沿った、世界標準の患者安全体制の導入に取り組んでいます。私たちは、日本一安全で、質の高い国立大学附属病院を目指します。」という理念のもと「逃げない、隠さない、ごまかさない」という信念で、主治医などに聞き取りを行い、事故の原因を徹底的に追及し、院内で起きるさまざまなトラブルに毅然と対応する姿が紹介されていました。
1000床を超える病院ですからインシデント報告も月間1000件を超えるそうですが、単なるデータ収集と分析で終わらせることなく再発防止の策を徹底的に練っている姿に共感しました。
当院では今日から電子カルテ運用が始まります。準備でみなさん大変だったと思いますが、慣れてないから仕方がないと思うことや、またこんなことができたらいいなという部分もあると思いますが、早いうちにインシデントや問題点をどんどん出してください。幸いメーカーさんもあと2週間はしっかりとしたフォロー体制をとってくださるそうですので、当院用にカスタマイズしていただけたらと思っています。よろしくお願いします。
なおNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」のホームページで過去の番組も視聴できますので興味のある方は見てください。
更新日:2019/02/01 17:18 カテゴリー:朝礼
院長のテーマは「感染症対策と新システムへの移行」です。
俊野常務の講話「厳しいときこそ笑顔忘れず」
みなさん、おはようございます。
今日は、いつもより笑顔で登壇しましたので何かいいことがあったのかな?なんて思いませんでしたか。じつは「厳しいときこそ笑顔忘れず」というコラムを読んで共感したので意識して笑顔を作ってみました。今日はそのコラムをご紹介したいと思います。
寒くて乾燥した日が続いている。寒いと顔つきまで厳しくつらい感じになってしまうので注意が必要だ。
厳しくつらそうな表情が続くと気持ちまで落ち込む。「笑う門には福来る」という言葉があるが、これは科学的にも正しいとされる。笑顔になると心身が健康になる。心の内面の動きと表情や姿勢などの関係については、専門的に「インサイドアウト」と「アウトサイドイン」と言われる関係がある。
「インサイドアウト」というのは、こころの内面が外見に影響するという関係。楽しい気持ちになるから笑うし、悲しい気持ちになるから泣く。一方「アウトサイドイン」というのはその逆で、笑顔になれば楽しい気持ちになるし、背筋を伸ばしてしっかりした姿勢をとれば気持ちにも張りが出るという関係だ。
意識的に笑顔を作り漫画を読んだときの反応と、厳しい表情で読んだときの反応を比べた研究があるが、笑顔のときの方が、漫画が面白いという評価が明らかに多かったという。笑顔は身体的な健康にも良い影響を与えるという研究結果も報告されている。
よく知られているのは、米大リーグに入団した時に撮った写真が笑顔だった選手は、普通の表情だった選手に比べて選手寿命が長かったという研究結果だ。
今年一年、厳しい状況があるかもしれないが、笑顔を忘れないでほしい。
大リーグの入団のときの写真で選手寿命に差があるというのは意外でした。
当院では、これから電子カルテの導入準備が佳境に入っていきますが、苦手だからと渋い顔で臨むよりは、新しいことにチャレンジできるという気持ちで、無理にでも笑顔を作って取り組んだ方が好結果を得られると思います。がんばりましょう。
更新日:2019/01/09 13:34 カテゴリー:朝礼
院長のテーマは「新年を迎えて」です。
俊野常務の講話「亥年の年頭に当たって」
皆さん、明けましておめでとうございます。今年は亥年ですね、当院には5人亥年の方がいらっしゃいます。ただ例年は11~12人年男・年女に当たる方がいるので、当院にとって亥年の方は貴重な存在という事になります。
ところでイノシシというと猪突猛進という言葉が思い浮かびます。亥年は御存知のように12支の最後にあたり、植物に例えると葉や花が散って種に生命を引き継いだ状態をいうそうです。この年は人材育成や設備投資、財務基盤を固め内部の充実を心がけるとよい年と言われています。
院長からお話がありましたように、今年は電子カルテの導入という大きな設備投資が行われますが、それにふさわしい年となってほしいものです。
スムーズに導入し運用していくには全員の理解と協力が必要です。逆に、だからこそ一体感を強めていけるチャンスともいえます。
周りと協調した猪突猛進で頑張っていきましょう。よろしくお願いします。
更新日:2018/12/07 9:01 カテゴリー:朝礼
院長のテーマは「気を引き締めて」です。
俊野常務の講話「普段していないこと」
週末に、田んぼの荒起こしをしました。家を出て農道をトラクターでのんびり走っていたら、クラクションを鳴らされました。振り返ったら病院の送迎車でした。遅くてイライラして鳴らしたのか、私だとわかって鳴らしたのかどっちだったのでしょう。
それはそれとして、朝トラクターを起動させようとしましたら、バッテリーが弱っていてエンジンがかかりませんでした。充電しようと車でいうボンネットの部分を開けてみるとあるはずの冷却水が空っぽでした。ただ冷却水を入れるだけのことですが、万が一間違った処置をして故障の原因になったらと思い、電話で確認してから冷却水を入れて無事に耕うんし終わりました。一年に2~3度しか使用しませんし、何年も点検していなかったため対処方法に自信が持てなかったわけです。またしばらくして同様のトラブルになった時に困らないように記録に残しました。
当院でも先日、院内感染の研修がありました。昨年も同様の内容で実施したのでわかっているけれど、確認くらいの気持ちで参加された方もいたのではないかと思います。しかし日ごろ実施していないことは細かな手順は忘れてしまいがちです。
ロールプレイングに当たった方は覚えられたと思いますが、やってない方は何となくではなくて本番でスムーズに実施できるようシュミレーションをして、身につけておいてください。よろしくお願いします。
更新日:2018/11/12 10:28 カテゴリー:朝礼
院長のテーマは「感染予防の徹底」です。
俊野常務の講話「求ム、共感力」
おはようございます。先日、給与明細に神野紗希さんのコラム「理由をください」を同封しましたが、昨日の新聞にも神野さんの「求ム、共感力」というコラムが掲載されていましたのでご紹介したいと思います。
神野さんが、友人のKさんに育児の愚痴をこぼした時のことだそうです。
「いやあ、ずっと子供を抱いてると、肩凝っちゃって」 「じゃあ筋肉つけよう!」
「朝もね、早く起こされて寝不足なんだ」 「昼寝するといいよ」
「息子の夕飯やお風呂や寝かしつけしてたら、自分のご飯作ってる時間がないんだよね」
「冷凍うどん常備だね」
見事に鮮やかな解決策である。しかしあの時の私は、できればひとこと「大変なんだ」「頑張ってるね」と共感を示して欲しかったのだ。時には解決策より、共感に救われることもある。とこんな内容です。
認知症の患者さんには、受容と共感が大切だとよく言われます。私も、解決策はほぼわかっているけれど話を聞いて共感してほしいという思いからグチをこぼすこともあります。多くは神野さんの言うように共感が欲しい時で、同じ側から見てほしかったり、仕方ないよねと言ってほしい時です。ただ本当に解決策を求めているときもあります。特に管理職の皆さんは、共感ばかりで解決策を示せないと、部下の皆さんから頼りにされなくなりますのでご注意ください。
相手の立場を思いやり共感しあえる病院でありたいと思います。よろしくお願いします。
更新日:2018/10/12 17:23 カテゴリー:朝礼
院長のテーマは「感染症対策は万全に」です。
俊野常務の講話「口コミ」
先日、知り合いが和食居酒屋に行ったときの出来事だそうです。 旬のサンマが一尾丸ごとおいしそうに焼きあがって出てきたそうですが、はらわたの苦みが苦手なのでその部分は残して帰ったそうです。すると予約したメールアドレスに「はらわたが苦手でしたら取り除いて焼くことも出来ますので、次回ご来店の時にはお申し付けください。」とメールがあったそうです。
こういった心遣いは、素敵ですね。また行こうと思うと思いませんか。 現実に感動した知人は私たちにこの話をしましたし、それを聞いた私は今度行ってみようと思いました。さらに今ここでこうして皆さんにお話ししています。そして皆さんのうちの誰かが、また他の人にこの話を伝えたとすればこれはすごい宣伝効果になります。〇〇ルーペのように大々的にCMをしなくても、口コミで十分な宣伝効果があがると思います。
逆に悪い噂は、趣旨と違って悪い部分が強調されて伝わってしまうこともあるでしょうし、一度拡散してしまうと間違った情報でも誤解を解くにしても大変な労力を必要とすると思います。
私たちも患者さんやご家族、また取引先の皆さん、一人一人とのかかわりを大切にしていきたいと思います。