令和7年7月の講話
更新日:2025/07/04 11:14 カテゴリー: 朝礼
院長のタイトルは「暑熱順化と選ばれる病院を目指しましょう」でした。
常務の講話「約束の時間」より
皆さん、おはようございます。
院長からもお話がありましたが、本当に暑くなりました。先日ゴルフに行った時のことですが、身体が暑さに順化していない上に睡眠不足でプレーしていたところ、後半へばってズタズタになってしまいました。体力を過信しないように気を付けたいと思いました。 皆さんも体調の変化を見落とさないよう気を付けて業務にあたってください。
さて先日ネットを見ていたら「8時10分前に集合してください」と言われたら何時に到着しますか?という質問に対して最近の若者世代は、「8時くらい」や「8時7分」と答える人が多いという記事が出ていました。私たち世代では5分前行動が当たり前ですし、何かあったらいけないから余裕を持つ意味での前と解釈し7時50分に集合しますが、これは単なる勘違いではなく、スマホ世代ならではの時間感覚や、世代ごとの言葉のとらえ方が関係しているようです。
街頭インタビューでは、10代から20代の約6割が「8時~8時9分」と答えたという結果が出ているそうです。デジタルツールの発達とともに育った世代において、時間とは感覚ではなくて数値かもしれません。たとえば地図アプリを使えば目的地までの到着時間も分単位で把握できますので8時5分集合でも全く不都合はないわけで「時間を正確に伝えてほしい」と要望があったそうです。 言葉通りに受け取ることがスタンダードになっているからこそ、察してより明確に正確に伝えることが求められています。たとえば「7時50分集合ね」と具体的に伝えたり、「8時集合だけど早めに来てほしい」と補足したりすることで、誤解やすれ違いはぐっと減らせます。世代を越えてスムーズに気持ちが伝わるよう、少しの工夫と歩み寄りが、よいコミュニケーションのカギになるのかもしれません。
たとえば私がこのデータを月初までにまとめてほしいと依頼したとします。3日にはできているだろうとの思惑が、受け手の方が月初だから5日くらいでいいだろうと思ってしまうとそこにずれが生じて、仕事が遅いとの評価になったりします。 正確に伝えることで無駄な誤解が生じないように心がけましょう。